溶接棒 S-16(S16) ロングタイプ φ4.0mm×450mm 5kg小箱 溶接技能者試験向き低水素系溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)
溶接棒 S-16(S16) ロングタイプ φ4.0mm×450mm 5kg小箱 溶接技能者試験向き低水素系溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)は、日鉄溶接工業製の全姿勢での溶接が可能な厚板向けの低水素系の溶接棒です。
通常のS-16 φ4.0mmの規格よりも+50mm長く、450mmの長さがあります。
450mmのロングタイプは、溶接技能者試験(通称:JIS検定試験)で好まれて使用されます。
安定したアーク、幅広い使用電流範囲が広く、溶接金属の耐割れ性、機械的性質及びX線性能が優れた低水素系溶接棒です。
造船、機械、車両、建築、橋梁などの強度部材、各種圧力容器及び厚板軟鋼など。また中炭素鋼や快削鋼など
溶接性の劣る鋼材にも適しています。
全姿勢での溶接が可能
【JIS規格】JIS Z 3211 E4316-U
【AWS規格】AWS A5.1 E7016該当
安定したアークと幅広い使用電流を誇る S-16の詳細
【JIS規格】JIS Z 3211 E4316-U
【AWS規格】AWS A5.1 E7016該当
※上記の規格が同じであれば、同等品の被覆アーク溶接棒となります。
【棒端色】赤
【棒横色】銀
溶接技能者資格試験に最適な450mmロングタイプ
JWESの溶接技能者資格試験では、溶接棒は自分で用意する必要があります。
一般規格品のA-10φ4mmの長さ450mmでは溶接の途中で溶接棒が短くなり、棒継ぎ(新しい溶接棒に変える)が必要になる場合があります。
+50mmのロングタイプ450mmでは、溶接棒の残りの長さを気にせずに溶接することが可能です。
※棒継ぎは難易度が高く、溶接不良(不合格)になる可能性が高くなります。
溶接棒を選ぶ4つのポイント
被覆アーク溶接棒は、下記の4つのポイントで選ぶことができます。
1.溶接する母材の材質により選ぶ
軟鋼や高張力鋼など鉄の材質により、溶接棒を選ぶ必要があります。
2.アークスタート性
短い溶接を大量に行う場合は、アークのスタート性、再アーク性が重要となります。
3.スラグの剥離性
溶接後にビードの上にできるスラグが簡単に除去できるかどうかは、溶接後の後処理の時間に影響を与えます。
4.アークの安定性
溶接時のアークが安定しているときれいに溶接ができる、後処理が必要になるスパッタの発生が抑えられるなどに影響します。
実際に溶接される条件により、溶接棒を選定することで効率的に溶接を行うことができます。
日鉄住金の溶接棒の梱包について
日鉄溶接工業の被覆アーク溶接棒の梱包は、一般的には、5kg梱包の小箱が最小単位で、5kg梱包の小箱が4個入った20kg大箱の販売単位になっています。
ばら売り1kgについては、工具の三河屋のオリジナルの梱包単位になります。
φ2.0mmなど一部の溶接棒で小箱2kg、小箱2kg×10箱で大箱20kgで販売されているものもあります。
日鉄溶接工業 厚板用低水素系溶接棒 S-16の販売単位
店長のおすすめポイント
安定したアークと使用電流範囲の広さが特徴の日鉄溶接工業のS-16の+50mmのロングタイプの被覆アーク溶接棒です。
こちらのロングタイプは、溶接技能競技会やJIS溶接技量検定試験等での溶接用に通常規格よりも+50mm長くなったタイプになります。
(試験で50mm長いことで棒継ぎなどを心配せずに溶接ができます)
この商品の他に当店オリジナルのメーカー最小梱包以下のばら売り1kgの商品もあります。