溶接棒 S-13Z(S13Z) φ3.2mm×350mm 5kg小箱 フラットな溶接ビードが特徴の高酸化チタン系溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)
溶接棒 S-13Z(S13Z) φ3.2mm×350mm 5kg小箱 フラットな溶接ビードが特徴の高酸化チタン系溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)は、日鉄溶接工業製のフラットな溶接ビード、光沢のある美しいビード外観が特徴の高酸化チタン系の被覆アーク溶接棒です。
溶接終了時までフラットな溶接ビードで溶接することが可能で、膨らんだ溶接ビードを嫌がる場所での溶接に向いた溶接棒です。
製缶、建築などに用いられる軟鋼の薄板、パイプ、軽量形鋼の溶接向き
全姿勢での溶接が可能(※立向下進溶接可能)
【JIS規格】JIS Z 3211 E4313
【AWS規格】AWS A5.1 E6013該当
※生産ロットによりパッケージが変わる可能性があります。
フラットなビード形状の溶接棒 S-13Zの詳細
【JIS規格】JIS Z 3211 E4313
【AWS規格】AWS A5.1 E6013該当
※上記の規格が同じであれば、同等品の被覆アーク溶接棒となります。
【棒端色】黄色
神戸製鋼のB-33との同等品となります。
溶接棒を選ぶ4つのポイント
被覆アーク溶接棒は、下記の4つのポイントで選ぶことができます。
1.溶接する母材の材質により選ぶ
軟鋼や高張力鋼など鉄の材質により、溶接棒を選ぶ必要があります。
2.アークスタート性
短い溶接を大量に行う場合は、アークのスタート性、再アーク性が重要となります。
3.スラグの剥離性
溶接後にビードの上にできるスラグが簡単に除去できるかどうかは、溶接後の後処理の時間に影響を与えます。
4.アークの安定性
溶接時のアークが安定しているときれいに溶接ができる、後処理が必要になるスパッタの発生が抑えられるなどに影響します。
実際に溶接される条件により、溶接棒を選定することで効率的に溶接を行うことができます。
溶接方法の比較
電気を使用した溶接方法は大まかに3種類に分類することができ、溶接方法毎に特徴があります。
被覆アーク溶接棒によるアーク溶接(手棒溶接)
メリット:道具が安価(ガス不要)、現場での溶接が可能
デメリット:溶接棒が350〜500mm程度のため、長い距離の溶接には不向き
CO2溶接(半自動溶接)
メリット:自動で溶接材料が供給されるため、楽に作業が行える
初心者でも比較的簡単に作業ができる、長い距離の溶接に向いている
デメリット:炭酸ガスを使用するため、ガスのコストが上乗せさせる
永い間使用していないとワイヤーが錆びてしまうなど
TIG溶接(アルゴン溶接)
メリット:鉄、ステンレス、銅、チタンなど豊富な金属の溶接が可能
(アルミの溶接については交流TIG溶接で行う必要があります)
デメリット:アルゴンガスが必要になる。難易度が高く、作業者の力量によって品質が大きく変動する
日鉄溶接工業の溶接棒のパッケージの変遷
日鉄溶接工業は、日鉄溶接工業に社名を変える前の日鉄住金溶接工業時代に新しい溶接ブランドWELDREAMを立ち上げ、一部の溶接棒の銘柄がWELDREAMブランドとしてパッケージが変更されました。
その後、社名を変更し日鉄溶接工業となった際に再度パッケージの一部が変更されています。
どの商品も日鉄溶接工業(旧日鉄住金溶接工業)の商品となります。
※一部銘柄・線径により旧パッケージでの提供になる場合があります。
日鉄溶接工業 高酸化チタン系 S-13Z
店長のおすすめポイント
日鉄溶接工業の美しく平たい溶接ビードが特徴の溶接棒です。
パイプの溶接などビードが膨らまないほうが良い箇所などで使用される溶接棒です。
WELDREAMブランドになっても、優れた際アーク性は健在です!
こちらの商品は、メーカー最小梱包の5kg小箱になります。
DIYや少量で事足りてしまう方向けには、当店オリジナルのばら売り1kgの商品がオススメです!
※生産ロットによりパッケージが変更される場合があります。