溶接棒 L-55(L55) φ4.0mm×450mm 20kg大箱 低水素系溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)
溶接棒 L-55(L55) φ4.0mm×450mm 20kg大箱 低水素系溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)は、日鉄溶接工業製の高張力鋼用低水素系のスタンダードな溶接棒です。
L-55(L55)は、日鉄住金溶接棒で490MPa級高張力鋼用の低水素の溶接棒の代表的な銘柄の溶接棒になります。
造船、建築、橋梁、圧力容器などの重要構造物に用いられる490MPa級高張力鋼(SM490、SM490Y、SM520など)に使用されます。
低温割れ性に優れており、厚板部材の溶接向き
全姿勢での溶接が可能
【JIS規格】Z 3211 E4916-U
【AWS規格】A5.1 E7016該当
低水素系溶接棒 L-55の詳細
【JIS規格】Z 3211 E4916-U
【AWS規格】A5.1 E7016該当
※上記の規格が同じであれば、同等品の被覆アーク溶接棒となります。
【棒端色】淡緑
【棒横色】黄
神戸製鋼のLB-52との同等品となります。
溶接方法の比較
電気を使用した溶接方法は大まかに3種類に分類することができ、溶接方法毎に特徴があります。
被覆アーク溶接棒によるアーク溶接(手棒溶接)
メリット:道具が安価(ガス不要)、現場での溶接が可能
デメリット:溶接棒が350〜500mm程度のため、長い距離の溶接には不向き
CO2溶接(半自動溶接)
メリット:自動で溶接材料が供給されるため、楽に作業が行える
初心者でも比較的簡単に作業ができる、長い距離の溶接に向いている
デメリット:炭酸ガスを使用するため、ガスのコストが上乗せさせる
永い間使用していないとワイヤーが錆びてしまうなど
TIG溶接(アルゴン溶接)
メリット:鉄、ステンレス、銅、チタンなど豊富な金属の溶接が可能
(アルミの溶接については交流TIG溶接で行う必要があります)
デメリット:アルゴンガスが必要になる。難易度が高く、作業者の力量によって品質が大きく変動する
日鉄住金の溶接棒の梱包について
日鉄溶接工業の被覆アーク溶接棒の梱包は、一般的には、5kg梱包の小箱が最小単位で、5kg梱包の小箱が4個入った20kg大箱の販売単位になっています。
ばら売り1kgについては、工具の三河屋のオリジナルの梱包単位になります。
φ2.0mmなど一部の溶接棒で小箱2kg、小箱2kg×10箱で大箱20kgで販売されているものもあります。
日鉄溶接工業 低水素系溶接棒 L-55の種類
店長のおすすめポイント
日鉄溶接工業の低水素系溶接棒の定番の銘柄L-55(L55) 4.0mm 大箱20kgです。
造船、建築、橋梁、圧力容器など幅広いジャンルで使用可能な溶接棒です。
特に立向き、下向、上向きなど全姿勢の溶接が可能な点がL-55のおすすめポイントになります。
段ボールに赤文字のパッケージが見慣れた方には新しいパッケージ波面を食らうかもしれませんが、同じ溶接棒L-55になります。
こちらの商品は、メーカー最小梱包以下の1kgばら売りの商品になります。