日酸TANAKA 乾式安全器(逆火防止器) RESET-QUEEN FA-213C-O 酸素用
日酸TANAKA 乾式安全器(逆火防止器) RESET-QUEEN FA-213C-O 酸素用 です。
逆火防止機構・逆流防止機構・遮断機構が備わっており、調整器出口側に取り付けることで、高圧ガス溶接・溶断作業中に逆火が発生した時、消火とガス供給の遮断を行い、調整器・ボンベへの火炎の侵入、ガスの逆流を防ぎます。
アセチレンやLPガス等可燃性ガスを用いた溶接や切断では、安全性確保のためには必須となります。
接続は入口(調整器側)がM16x1.5袋ナット(右)、出口(ホース側)M16x1.5オネジ(右)となっています。
リセットクイーンは逆火遮断後、復帰ボタンが飛び出します。ガスの供給が停止したことが一目でわかるほか、復旧ボタンを押すことで簡単にリセットできます。
RESET-QUEENの取り付け
RESET-QUEENは、入口側を調整器出口に、出口側をホースに接続して使用します。
形状がくの字型になっているため、ホースを取り付けた際にホースが折れ曲がらず下へ向かいます。それにより、ホースの負担を軽減して劣化を防ぎ、ひいてはホースのひび割れからのガス漏れを防止します。
逆火時の復帰方法
逆火防止器 RESET-QUEEN が逆火を遮断した場合、
復帰ボタンが飛び出します。遮断状態から復帰させるときは、復帰ボタンを指で押し込んでください。
逆火発生後は、逆火防止器および溶接器の復旧を行います。
1.火が消火されたことと、ガスの供給が遮断されたことを確認する。
2.各バルブを閉じる。
3.逆火の発生原因を究明、対策し再発を防止する。
4.火気のない通風のよい場所で溶接器・切断器のバルブを開き、逆火防止器内圧力を流す。
5.逆火防止器の復帰ボタンを押し込むことで、遮断を解除する。
6.残留ガスがすべて流れたことを確認し、バルブを閉じる。
7.逆火防止器内部のススを除去するため、ボンベ及び吹管バルブを開いて少量のガスを流す。
8.ガス漏れがないか点検する。
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店長のおすすめポイント

日酸TANAKA 乾式安全器(逆火防止器) RESET-QUEEN FA-213C-O 酸素用 です。
ストレート形状でなく、くの字に折れた形状が特長で、ゴムホースへの負荷を軽減し、ひび割れおよびそれを原因とするガス漏れを防いでくれます。
溶接・溶断作業時に、酸素用乾式安全器の設置を義務付けている会社も増えてきています。
日本乾式安全器工業会では、定期自主検査は1年1回以上、メーカー検査は3年毎に1回必要としていますが、本商品は分解厳禁でメーカーさん以外では内部の様子まではわかりません。
逆火を消した後、ススが出ていれば潔く新品へ交換したほうが安心して使用できます。