ヤマト産業株式会社 溶接・溶断用アセチレン調整器 SSジュニア(SS-Jr)
SSジュニアアセチレンガス調整器 仕様
SSジュニアアセチレンガス調整器の使用開始、終了時の手順
- 容器(ボンベ)の口金、調整器取り付け口に汚れがないか確認
- 調整器の圧力調整ハンドルが左に回しきっている(フリーな状態になっている)ことを確認
- 容器(ボンベ)に調整器を取り付ける
- 調整器のスパナを使用し、しっかりと取り付ける
- ゆっくり(一時側圧力計の針の動きが目で追える程度)容器バルブを開く※この時圧力計の前に立たないようにする
- 容器(ボンベ)と調整器の間に漏れがないか?漏えい検知剤で確認をする
- 圧力調整ハンドルを右に回し、使用したい圧力へ設定する
- 使用開始
終了時の手順
- 容器(ボンベ)の容器バルブを全閉する
- 圧力調整ハンドルを左に回し、フリーな状態にする
- 調整器内に残圧がないことを確認する
- 終了
アセチレンボンベ(容器内)残量の計算について
一次側圧力計は、ボンベ内の残圧を表示します。アセチレンガスはアセトンなどの溶剤に溶けている状態で充填されているため、圧力計で残圧を軽量することはできません。
※容器の温度により圧力が異なります。
注意点
1.ボンベの容器バルブを開ける際は、調整ハンドルがフリーな状態かつストップバルブが全閉であることを確認してから、バルブを開いてください。
圧力調整ハンドルがフリーの状態でないときに容器バルブを開くと、一時側圧力計が破損する可能性があります。
2.取付後、圧力をかけた状態で漏れ検査(リークチェック)を行ってください。
便利な圧力計
ヤマト産業株式会社の調整器
店長のおすすめ
ポイント

溶解アセチレン用の圧力調整器
一番壊れやすい圧力計を保護する保護カバーがついているので、壊れにくい調整器
A切、中切などの溶断を行う場合は、使用圧力の目安がついているので、初心者の方にもお勧め
使用前に乾式安全器(逆火防止器)も忘れずに取り付けてください
最近、調整器の老朽化による事故が増えています。
※メーカー推奨の使用期間は7年程度