株式会社ユタカ (Crown) 標準ガスプッシュ缶用 圧力調整器 CR-10-2 RC1/8
標準ガスプッシュ缶用圧力調整器 CR-10-2 仕様
プッシュ缶などの校正ガスの放出量を最低限に抑えて供給するため、従来の減圧機構、流量制御を持たないプッシュ缶継手と比べて大幅にガスの消費量を節約できます。
放出流量 400ml/min(空気の場合:使用するガスによって若干誤差があります)
さらに圧力計がついているため、プッシュ缶内部圧力を確認することができます。
調整器(Crown CR-10-2)の使用開始、終了時の手順
使用開始の手順
- プッシュ缶のネジ部に破損がないか、汚れがないか確認
- 元バルブが全閉であることを確認
- プッシュ缶のネジに調整器を取り付ける
- プッシュ缶に調整器を取り付けていくと自動的にガスが調整器の一次側に供給され、圧力計が反応します(反応しない場合は、プッシュ缶の残圧がないか、圧力計が壊れていル可能性があります)
- しっかりとプッシュ缶のネジに調整器を取り付ける
- 調整器取付け時に空気が紛れ込んでいる可能性があるため、機器への供給前に元バルブを数回開け閉めし、空気をパージ(大気放出)する。
- ガスを供給したい機器に取付け、元バルブを開きガスを供給する
終了時の手順
- 調整器の元バルブを全閉する
- 長期にわたりガスを使用しない場合は、プッシュ缶から調整器を取り外し保管してください。
プッシュ缶の残量の計算について
一次側圧力計は、プッシュ缶内の残圧を表示します。残量の計算は、
5L×現在の圧力÷0.8MPaで計算することができます。
※充填量5L、0.8MPa充填のプッシュ缶の場合
ガス取出口の形状について
ガス出口がRC1/8ネジになっているため、RC1/8の継手を使用すれば、様々な供給形態にすることができます。
シリコンチューブの場合は、ホースニップルをご使用いただき、ナイロンチューブなどで供給する場合は、ワンタッチ継手をご使用ください。
SUS管およびBrass(銅)管をご使用される場合は、Swagelok等の継手をご使用ください。
標準ガス プッシュ缶(スプレー缶)
店長のおすすめ
ポイント

プッシュ缶をご使用のお客様より
1.残りがどの程度あるか知る方法はあるか?
2.もう少し放出量を抑えてにガスを使用する方法はあるか?
とお問い合わせを頂くことがあります。
株式会社ユタカ(Crown)の標準ガス用圧力調整器は、残圧確認可能、さらに放出量を少量に絞ることができるという機能が付いた商品です。
価格は高いのですが、ガスの消費量を抑えられる、途中でのガス切れの心配から解放されることを考えれば、お値打ちな商品かと思います。
希望があれば、下記ホース口またはワンタッチ継手を1個を無償で1個お付けいたします。
ホース口:Φ5mm、Φ6mm、Φ6.5mm、Φ7mm、Φ8mm、Φ9mm
ワンタッチ継手:Φ4mm、Φ6mm、Φ8mm、Φ1/8inch、Φ5/32inch、Φ3/16inch、Φ1/4inch