日酸TANAKA Nコック ジャック P2TF(酸素用) 吹管用逆火・逆流防止機構付ワンタッチ継手
日酸TANAKAの切断器、溶接器、加熱器に取り付ける逆火・逆流防止機能付きのプラグカプラ(オス) 酸素用のNコック ジャック(Jack) P2TF です。
日酸TANAKAのNコックシリーズ、ヤマトOKコック、小池酸素のアポロコックの酸素用ソケットカプラ(メス)に取り付けることができます。
一般的に逆火防止のための器具は調整器に取り付けボンベに火が入ること(逆火)を防止するのですが、Nコック ジャックは、切断器などの手元で止めるため、ホースまで延焼せずに止めることができ、より安全に溶断、溶接、加熱を行うことができます。
(Nコック ジャックにはバルブ機能はありません)
使用圧力:0.02〜0.99MPa、最大流量:10立法メートル/時
※焼結金属による逆火防止、逆止弁による逆流防止機能がありますが、乾式安全器ではありません。溶接・溶断の際は、別途乾式安全器を取り付けてください。
逆火すると・・・
逆火した火はホースを伝い調整器、さらにはボンベ内へと伝わり、爆発などの危険があるため乾式安全器の取付が義務付けられています。しかし調整器に取り付けてある乾式安全器だけではホースへの延焼を防ぐことができません。
Nコックジャックでは、吹管(切断器・溶接器)に取り付けるため、より逆火による被害を少なくすることが出来ます。
Nコック ジャックの取付場所
Nコックジャックは、切断器(溶断器、加熱器)に取り付け、ホースのソケットカプラに接続します。
Nコックの取付・取り外し方法
Nコックジャック 酸素用 P2TF
一般的な酸素用Nコックと同様にM16×P1.5(右ねじ:正ねじ)
Nコックジャック 可燃性(アセチレン、プロパン(LPG)、水素、LNG)用 P3TF
一般的な燃料用ガス用Nコックと同様にM16×P1.5(左ねじ:逆ネジ)
通常の酸素・可燃性ガス用溶接のワンタッチカプラ(P2T、P3T)と比較すると逆止弁、逆火防止機構がついている分、大きく重くなります。
≪取付可能な機器≫
メーカー:日酸TANAKA、ヤマト産業、小池酸素などの切断、溶接、加熱器
(酸素:M16×P1.5(右ネジ、可燃性ガス:M16×P1.5(左ネジ)の一般的なネジの切断、溶接機器に取り付け可能)
※逆火するとと煤が継手内にたまり、逆火しやすくなるだけではなく、ガスの出も悪くなってしまいます。逆火した際には機器の点検をお勧めします。
Nコック及び乾式安全器
店長のおすすめポイント
日酸TANAKA製のワンタッチカプラNコックの逆火・逆流防止機構付きのトーチ用プラグ Nコックジャック P2TFです。
切断器に取り付けられているプラグカプラをP2TFに交換するだけで、カプラ機能はそのままで逆火を防止できるスグレモノです。逆火の際にはホースが延焼し大変危険です。手元で止めることで安全性を高めることができます。
(酸素は支燃性ガスですが、ホース周辺にススなどが溜まると煤が燃え逆火の炎が広がるため、酸素用のP2TFも重要です。)