高圧ガス運搬用 自動車積載消火器 初田製作所 PEP-4V(B-3)
酸素、アセチレン、プロパン(LP)などの高圧ガスを運搬する際に車両に携行することが義務付けられている自動車積載用の消火器です。
油火災消化能力B-3の消化能力があるため、酸素(7000L)×1本、アセチレン×1本(7kg)の積載車両まで対応可能です。
※圧縮ガス15立法メートル以下、または液化ガス150kg以下の積載量に対応
(空容器も充填容器と同様の扱いになるため、注意が必要です)
自動車の振動に耐える構造になっています。取付は付属のブラケットを使用してください。
消火器 PEP-4Vの消化能力について
高圧ガス保安法による移動時に必要な消火器の消化能力B-3に該当しています。
(圧縮ガス~15m³以下または液化ガス150kg以下のみ)
PEP-4Vの取り付け用ブラケットの仕様
PEP-4Vのブラケットは、φ5mmの取付穴×4個が横 約31mmピッチ、縦 約180mmのピッチにて開けられています。
ブラケットの取付穴を使用し、車両に固定をしてください。
取り付ける向きは、壁面縦置きまたは、底面横向きで取り付け、進行方向に対して頭部、底部が向かないようにしてください。
壁面横置きは、車両の振動で外れる危険性があります。
自動車用消火器 比較表
運搬高圧ガスの量による必要消化能力
酸素などの支燃性ガス、アセチレンやプロパンなどの可燃性ガスを車両にて運搬する際には、運ぶ量により必要な消火器(消化能力)が変わります。
1. 圧縮ガス 〜15m³または、液化ガス150kg以下
消火能力 B-3以上の消火器が必要
2. 圧縮ガス 15m³〜100m³または、液化ガス1000kg以下
消火能力 B-10以上がの消火器が必要
※合算可
※溶解アセチレンガスは7kg=7m³として計算します。
消火器の種類
店長のおすすめポイント
酸素などの支燃性ガス、アセチレンやプロパンなどの可燃性ガスを車で運ぶ際に必要になる自動車用消火器PEP-4Vです。
消火能力は、B-3あるので酸素7m³×1本とアセチレン×1本を運ぶ最小限の能力の消火器になります。
取付金具もついているため、火災などの事故にあった場合に取りやすい位置に取り付けてください。
高圧ガスを車で運ぶ際には、消火器の他に緊急防災工具や警戒標(高圧ガスステッカー)や事故時の対応マニュアルであるイエローカードが必要になります。