標準ガスプッシュ缶用 圧力調整器(eco-CAN) CR-10-2 RC1/8 1020-21100 ユタカ (Crown)
大陽日酸やジーエルサイエンスなどの標準ガススプレー缶(プッシュ缶)に取り付けるユタカ(クラウン)製の標準ガスプッシュ管用の圧力調整器CR-10-2 RC1/8(eco-CAN)です。
一般的なスプレー缶の調整器と異なり、ガスの出口がホース口でなくRC1/8になっているため、一般的に販売されているR1/8(PT1/8)ネジの継手を取り付け、配管接続、チューブ接続など様々な供給方法が可能になります。
スプレー缶内の圧力を計る圧力計がついているため、中の残量を計算することが可能です。また流量調整バルブがついているため、ガスの噴出量を調整することが出来ます。
プッシュ缶(スプレー缶)調整器CR-10-2の用途
大陽日酸やジーエルサイエンスなどのプッシュ缶などの校正ガスの放出量を最低限に抑えて供給するため、従来の減圧機構、流量制御を持たないプッシュ缶継手と比べて大幅にガスの消費量を節約できます。
放出流量 400ml/min(空気の場合:使用するガスによって若干誤差があります)
圧力計がついているため、プッシュ缶内部圧力を確認することができます。
スプレーノズルと調整器との比較
ガス出口がRC1/8ネジになっているため、RC1/8の継手を使用すれば、様々なタイプで供給することができます。
≪使用する継手≫
・シリコンチューブの場合は、ホースニップル(R1/8タイプ)
・ナイロンチューブなどで供給する場合は、ワンタッチ継手
・SUS管およびBrass(銅)管をご使用される場合は、Swagelok(-2RT:1/8インチISOテーパーおねじタイプ)の継手
ガスホース接続金具と取付プラグについて
使用開始の手順
1.プッシュ缶のネジ部に破損がないか、汚れがないか確認
2.元バルブが全閉であることを確認
3.プッシュ缶のネジに調整器を取り付ける
4.プッシュ缶に調整器を取り付けていくと自動的にガスが調整器の一次側に供給され、圧力計が反応します(反応しない場合は、プッシュ缶の残圧がないか、圧力計が壊れている可能性があります)
5.しっかりとプッシュ缶のネジに調整器を取り付ける
6.調整器取付け時に空気が紛れ込んでいる可能性があるため、機器への供給前に元バルブを数回開け閉めし、空気をパージ(大気放出)する。
7.ガスを供給したい機器に取付け、元バルブを開きガスを供給する
終了時の手順
1.調整器の元バルブを全閉する
2.長期にわたりガスを使用しない場合は、プッシュ缶から調整器を取り外し保管してください。
プッシュ缶(スプレー缶)の残量計算について
圧力計は、プッシュ缶内の残圧を表示します。
残量の計算は、
5L×現在の圧力÷0.8MPaで計算することができます。
※充填量5L、0.8MPa充填のプッシュ缶の場合
大陽日酸 標準ガススプレー缶
店長のおすすめポイント
大陽日酸やジーエルサイエンスなどの標準ガスのプッシュ缶をご使用のお客様より
1.残りがどの程度あるか知る方法はあるか?
2.もう少し出る量を抑えて使用する方法はあるか?
とお問い合わせを頂きます。
ユタカ(Crown)の標準ガス用圧力調整器は、残圧確認可能、さらに量を少量に絞ることができるという機能が付いた商品です。
高額なのですが、ガスの無駄遣いやガス切れの心配から解放されることを考えれば、お値打ちな商品かと思います。
希望があれば、下記ホース口またはワンタッチ継手を無償で1個お付けいたします。
ホース口:Φ5mm、Φ6mm、Φ6.5mm、Φ7mm、Φ8mm、Φ9mm
ワンタッチ継手:Φ4mm、Φ6mm、Φ8mm、Φ1/8inch、Φ5/32inch、Φ3/16inch、Φ1/4inch