溶接棒 A-10(A10) φ4.0mm×400mm 20kg大箱 作業性重視型溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)
溶接棒 A-10(A10) φ4mm×400mm 大箱20kg 作業性重視型溶接棒 日鉄溶接工業 (旧:日鉄住金溶接工業 NSSW)は、日鉄溶接工業製の溶接作業の作業性を重視した溶接棒です。
スラグの追従性が良好で溶接時の溶融プールが見やすく、安定した脚長を得ることができ、溶接後のスラグ除去が容易で、スパッタが少ないため、後処理が効率的に行える溶接棒です。
車両、建築、その他一般構造物などに用いられる軟鋼(SS400 SM400など)の薄中板の溶接向き
全姿勢での溶接が可能
【JIS規格】JIS Z 3211 E4319
【AWS規格】AWS A5.1 E6019該当
溶接作業性重視の溶接棒 A-10の詳細
【JIS規格】JIS Z 3211 E4319
【AWS規格】AWS A5.1 E6019該当
※上記の規格が同じであれば、同等品の被覆アーク溶接棒となります。
【棒端色】紫
【棒横色】淡緑
神戸製鋼のB-10との同等品となります。
溶接棒を選ぶ4つのポイント
被覆アーク溶接棒は、下記の4つのポイントで選ぶことができます。
1.溶接する母材の材質により選ぶ
軟鋼や高張力鋼など鉄の材質により、溶接棒を選ぶ必要があります。
2.アークスタート性
短い溶接を大量に行う場合は、アークのスタート性、再アーク性が重要となります。
3.スラグの剥離性
溶接後にビードの上にできるスラグが簡単に除去できるかどうかは、溶接後の後処理の時間に影響を与えます。
4.アークの安定性
溶接時のアークが安定しているときれいに溶接ができる、後処理が必要になるスパッタの発生が抑えられるなどに影響します。
実際に溶接される条件により、溶接棒を選定することで効率的に溶接を行うことができます。
日鉄住金の溶接棒の梱包について
日鉄溶接工業の被覆アーク溶接棒の梱包は、一般的には、5kg梱包の小箱が最小単位で、5kg梱包の小箱が4個入った20kg大箱の販売単位になっています。
ばら売り1kgについては、工具の三河屋のオリジナルの梱包単位になります。
φ2.0mmなど一部の溶接棒で小箱2kg、小箱2kg×10箱で大箱20kgで販売されているものもあります。
日鉄溶接工業 作業性重視の溶接棒A-10の種類
店長のおすすめポイント
日鉄溶接工業の溶接の作業性を重視して作られた溶接棒です。
溶融プールが見やすい、スパッタが少ない、溶接後のスラグが取りやすいと溶接作業を効率化させると溶接作業の効率化にはもってこいの溶接棒!
A-10は、日本溶接協会(JWES)が主催する溶接技能者資格の中板溶接(裏当金あり)で、好まれて使用されます。
神戸製鋼のB-10とA-10はJIS規格上同等品で、2銘柄の使い勝手はどちらも良好です。
この商品の他に5kg入りの小箱やメーカー最小梱包以下のばら売り1kgもあります。