タセト カラーチェック 溶剤除去性染色浸透探傷試験 染色浸透探傷剤 標準型 一般用 セット
タセト カラーチェック 染色浸透探傷剤 標準型 一般用 セットです。
浸透液(第1液) FP-S、洗浄液/除去液(第2液) FR-Q、現像剤(第3液) FD-Sがそれぞれ1本ずつの溶接品に発生した目に見えないキズ、罅、割れ、ブローホール(ガスが溶接部に入り込んでできる空洞)等の溶接不良を視認し、欠陥を調べるために実施される、溶剤除去性染色浸透探傷試験で用いられます。
ヒビや破損の検知において信頼性が高く、金属・非金属を問わず、幅広い素材に対応していることから、広く採用されている表面検査法になります。
浸透液はきずの着色、洗浄液/除去液は表面およびクラック内掃除と吹き付け後ひびに入らず表面に残った余剰浸透液の処理、現像剤は傷口の浸透液を吸い上げ、目視での視認性向上と、一度の傷の調査ですべての探傷剤を使用します。
浸透探傷試験
浸透探傷試験は、溶接品の開口している傷を目視で視認しやすくするために、赤い浸透液を内部へ伝え、指示模様を作成することで欠陥を発見する検査方法です。簡単に検査ができること、材料を問わず様々な溶接品で実施できること、検査の精度が信頼されていることから、代表的な表面検査となっています。
浸透探傷試験の手順
浸透探傷試験の手順
1.前処理 使用探傷剤:洗浄液/除去液
洗浄液/除去液で被検査品表面・クラック内部の油脂・汚れを除去し、クラックを開口させる。(2.に進む前に十分に乾燥させること)
2.浸透処理 使用探傷剤:浸透液
表面に浸透液を塗布する。スプレー後、浸透液が欠陥部内に浸透するよう5~60分程放置する。(低温の場合長めに時間をとる)
3.除去/洗浄処理 使用探傷剤:洗浄液/除去液
表面の余剰浸透液を乾いたウエスで除去する。その後、洗浄液を含ませたウエスで再度表面の浸透液を除去する。
4.現像処理 使用探傷剤:現像液
現像剤をよく振った後、薄く均一になるよう塗布する。10~30分で指示模様が浮かぶ。
5.観察
欠陥部に浸透した浸透液が浮かび、傷の箇所が視認できるようになる。それらの浸透指示模様を観察する。
タセト カラーチェック
店長のおすすめポイント

タセト カラーチェック 染色浸透探傷剤 標準型 一般用のお得なセットです。
現場では主に金属製部品のキズ調査に広く使われていますが、セラミック等非金属製品の探傷も可能です。
メーカーの包装単位ではスプレー缶商品は12本入りか、浸透液1本、洗浄/除去液3本、現像剤2本の6本セットの販売形態になります。
染色浸透探傷試験では、一回の検査で3種の探傷剤を使用します。
試験の実施が初めての場合、お得なセット販売をオススメします。